【ネタバレ】『キングダム』52巻をビジネスマンが読んだ感想

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キングダム52巻のネタバレ

表紙は楊端和とバジオウ。

あらすじと見どころ

王翦軍第一将の指揮官亜光が、趙軍の尭雲と馬南慈に追い込まれ挟み撃ちにあうという場面から、キングダム52巻は始まりました二対一の形に持っていかれた場面から始まります。

尭雲と馬南慈の猛攻に徐々に劣勢に陥る亜光。絶体絶命の窮地に、助けに入ったのは、亜光軍の悪童・亜花錦。

危機一髪のところをすり抜け救出!追撃を王賁とともに逃げる。

 

その頃、岳嬰がかつての主、慶舎を思い起こしながら、信に対し怒りを募らせていた次の瞬間、二人の前が開ける。

怒りに任せ、突撃する岳嬰。

激突するその刹那、信の王騎の矛を使った一閃が岳嬰を打ち砕く。

大将軍の一撃。

 

一方、秦軍の一軍を率いる楊端和。

その一軍、メラ族のカタリが、犬戎軍の一将ブネンにより、カタリを背後から刺し、ここで討ち取られてしまう。失意の底に叩き落されるキタリ。

壁の力を借りながら立て直しに奔走する。

 

その中で楊端和が窮地に落とされる。

趙将舜水樹の策にハマり挟み撃ちに逢ってしまう。

徐々に劣勢に立たされ追いつめられる楊端和であったが、そこにあきらめの顔は見えない。

檄を飛ばし、兵を奮起させ、愛大の窮地を脱するが、追撃を免れない。

バジオウとの二人になり、楊端和は連れ去られてしまう。

最大のピンチになるところで52巻は終わります。

キングダム52巻:ビジネスに活かす名シーン

顔を上げろ 山界の雄達よ

顔を上げろ 山界の雄達よ この戦いは盟友秦国の夢と存亡をかけた戦いだ 我らがしくじるわけにはいかない

これまでの山界の力の結集はこの戦いのためであったと思い最後まで戦え

明日の太陽は我らの勝利を祝う太陽だ

全軍 突撃だ——

極限まで追い詰められた楊端和が自軍の兵に飛ばした檄のセリフ。

ピンチな時にリーダーはどうあるべきか、あきらめない心を持つために、かける言葉も重要であることが示唆されます。

そして、各族長たちに「日の出まで何としても逃げ切れ」と指示を出します。それは、犬戎の城を目指す布石、目的を達成するための最短は何か、を的確に見据え、窮地であっても具体的な指示を飛ばしています。

こうした指示の方法も、ビジネスシーンでも非常に役立つ内容です。ピンチであっても的確に自分のミッションを振り返り、チームをまとめることができる、そんなリーダシップを垣間見ることができます。

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