【書評】『LOVE理論(水野敬也)』をビジネスマンが読んだ感想 恋愛工学を使いこなす
スポンサーリンク

LOVE理論とは

ブサイクだろうが、金がなかろうが、

今のところモテる要素が何一つ見当たらなかろうが、

必ず、何か方法がある。

理想の恋人を手に入れる方法が。

著者水野敬也さんが、これまでに恋愛マニュアル本を200冊以上読破し、確立した理論。いわゆるモテテクが書かれた本で、それを「LOVE理論」としてまとめられた一冊。

ぼく愛で一躍著名になった「恋愛工学」という理論の派生版と認識していますが、小説家である水野さんの語り口調は、軽快かつユニークな表現が多数出てくるため、とても読みやすく、一気に読み終えることができます。

一つ一つの理論が各章ごとにまとめられており、実践書と銘打っているだけあって、教科書的な何度も読み直すことができます。LOVE理論の一冊を読み直し、男性の皆さんに素敵な女性が見つかることを願っています。

「LOVE理論」著者:水野敬也さん

水野 敬也(みずの けいや、1976年11月26日 - )は、日本の小説家。愛知県西春日井郡清洲町(現・清須市)出身

「夢をかなえるゾウ」で著名な小説家である水野敬也さん。200万部を超えるベストセラーを連発し、ドラマ化も多数ある小説家が書いた、恋愛理論をまとめた実践本が本著『LOVE理論』です。

LOVE理論(水野敬也):目次

  • 第1講 恋愛強者になるための根本原理―恋愛五大陸理論
  • 第2講 魅力的な男に「変身」する方法―デビュー理論
  • 第3講 女との出会いを劇的に増やす方法―出会いの鉄則・デートの鉄則
  • 第4講 男が必ずハマる恋愛の罠―DK心変わりの悲劇
  • 第5講 どんな女ともセックスまでたどりつける方法―お持ち帰り三大理論
  • 第6講 時代の最先端を行く恋愛理論―恋愛理論「最前線」
  • 第7講 ひとつ上の恋愛
  • 最後に 綴じ込み付録―戦場のメリークリスマス理論
スポンサーリンク

LOVE理論の一部を紹介

ここに書いてある表題を読むだけでも、その面白さが伝わってくるんじゃないかと思いますが、実際に読んで頂くと本当に面白い。痛快でエモーショナルな表現が頻繁に出てくるので、LOVE理論は、読み物としてもとても読みやすく仕上がっています。小説家というのは言葉を紡ぐ天才だと痛感させてくれます。

大変じゃない?理論 女が勝手にお酒を飲んでいく会話術

女性がお酒を飲んで酔っているときは、唯一こちらがコントロール可能な女性がHしたくなる時を作り出すことができるタイミングです。

しかし、無理やりお酒を飲ませたり、飲みなよとすることは難しい。では、女性はどういうときにお酒を飲むのか。それは、「愚痴を言うとき」

その愚痴を引き出すときに使えるのがこの「大変じゃない?」という言葉。

用例1
男「君、仕事はなにしてるの?」
女「アパレルの販売員」
男「へえ、そうなんだ。でもアパレルの販売員って大変じゃない?」
用例2 状況が大変ではないケース
男「今どこに住んでるの?」
女「町田。実家だけどね」
男「へえ、実家なんだ」
女「実家は楽でいいよ。ごはんもお母さんが作ってくれるし。風邪ひいたときも看病してくれたりするし」
男「確かにそういう面では安心だよね。でもさ、実家って意外と大変じゃない?」

そして、愚痴を聞いてあげた後には、

「頑張ってるね」

このセリフでキメる。

なんだか、どんな会話であっても女性の愚痴を引き出すことができそうになってきますね。LOVE理論がいかに強力なものかを垣間見ることができるメソッドの一つです。

ファッションまぐろ理論

服は、他人が見るものである

自分で自分の服を見るのは、鏡の前の一瞬であり、それ以外の時間はすべて、他人に鑑賞されるのである。その意味で服は他人が選ぶべきなのである。

ファッションに個性は必要ない、と言うことに加えて、着ている服は自分で見るシーンは鏡の前だけです。それ以外の時間は他の人に見られていることが大半。そのため、服は女性に選んでもらう方が良いのです。

かつてヤマシタも彼女に「この服に合うよ」と勧めてくれましたが、その意見よりも、自分が好きな服を選んできていました。

が、その服を着てデートに行っても彼女はなかなかテンションが上がりませんでした。

身をもって、服は他人が見るものであることを痛感しました。

なお、ビジネスの現場においても、自分の個性を出すことも大切ですが、その個性を相手がどう受け取るか、という視点が重要です。他人から「ヤリ手そうだ」とみられるかどうか。そのための視点を持ったファッションを心がけましょう。

DK心変わりの理論

ディープキスをした後、女を家に帰してしまうと女の気持ちは冷める。

ディープキスまで進んだ場合は必ずセックスをすること。

よっぽど自分に惚れている、というのが明らかではない限り、万一ディープキスをする事までできたときに、その場で女性を帰路につかせてしまうと、もう二度とチャンスは訪れないということ。

心変わりするのが女心。そこまで言っておいて何もない、ということもないと思いますが、男子たるものくれぐれも肝に銘じたい理論の一つです。恋愛工学でも言われていますが、「女性はセックスした男性を好きになる」ということもあり、次があると思うことはナンセンス。LOVE理論でも恋愛工学でも同様の目的意識があるといえるでしょう。

LOVE理論(水野敬也):まとめ

ここでご紹介したのは一部の理論ですが、このほかにも切り口斬新なLOVE理論が満載の本著。読み物としてとにかく面白い一冊になっていますので、モテたいという男子にはもちろん、単純に息抜きに何か面白い本を、と考えているビジネスマンにとってもとてもオススメできる本に仕上がっています。是非一度ご覧ください。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事