ビジネスマンがシビれた漫画『バンビ~ノ!』名言・名シーンまとめ【画像ネタバレあり】
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目次
  1. 熱血料理漫画『バンビ~ノ!』とは
  2. ビジネスマンが読む漫画『バンビ~ノ!』
  3. バンビーノ 名言・名シーン
  4. バンビーノセコンド 名言まとめ

熱血料理漫画『バンビ~ノ!』とは

料理マンガ。ジャンルとしてはありふれたジャンルの一つですが、このバンビ~ノ!は一味違います。料理が美味そう!というのは、ベースにあるのですが、それを取り巻く人間関係のドラマチックなシーンが印象的な漫画です。嵐の松潤が主演のドラマにもなったことで有名ですね。

ストーリーは、福岡在住の大学生、伴省吾。大学を休学して、六本木に上京。トラットリア”バッカナーレ”での先輩たちの仕事ぶりに圧倒される。料理の腕には自信があったバンビ(伴省吾のあだ名、バンビーノ(赤ん坊)にちなむ)だが、料理をナメていたことを思い知らされ、次々と試練が訪れる。

これらの試練に立ち向かいながら成長するバンビとそれを取り巻く人物たちの物語です。

ビジネスマンが読む漫画『バンビ~ノ!』

先術の通り、様々な試練が訪れるのですが、レストランの中で繰り広げられるあらゆるシーンは、ビジネスシーンにおいて通じるものがあります。かなり暑苦しいシーンが続き、せきやてつじさんの画力も相まって、非常にインパクトある、心に残る名シーンが数多く存在します。

今回は、そんなバンビ~ノ!から、ビジネスマンがシビれた名言・名シーンを画像入りでまとめました。バンビーノは第一第二シーズンと別れているのですが、今回は第二シーズン『バンビ~ノ!SECONDO(セコンド)』からご紹介します。


バンビーノ 名言・名シーン

「キミは「踊る監督」という言葉を知っているか?」

キミは「踊る監督」という言葉を知っているか?

自ら役者に演技指導する演出家の事だ。

良い演技は役者の内面から自発的に出るものだ。そうだろう?

君は良い役者だが 監督としてはどうかな?

給仕長になり、グルメブロガー永坂の来店に併せ、隅々までチェックの目を光らせていた井上だったが、永坂からかけられる言葉。

優秀な選手が優秀な監督になるわけではない、というのは有名な言葉ですが、ビジネスの現場においても、一流プレイヤーが一流マネージャーになるわけではない、ということが往々にしてあります。

営業プレイヤーとして大活躍していた人でも、人を使うのが上手くなかったり、自分ができることを同じように人に求めてつぶしてしまったりなどもあります。

マネジメントする立場の人間としては、「踊る監督」という言葉は覚えておいた方がよいセリフの一つかもしれませんね。

「最初から人を使うのが上手い人間なんていないんだよ、井上。」

最初から人を使うのが上手い人間なんていないんだよ、井上。

お前はまだこれからだ。失敗してもそれを糧にできる心の柔らかさがある。俺と一緒に成長して行く事ができる。

お前となら昇っていける。

レガーレを_バッカナーレを超える名店にできる。

無断欠勤した井上を家で待っていた桑原シェフ。井上を連れ出し散歩の最中に井上に伝えたセリフ。

給仕長になった井上が、部下たちをうまくマネジメントできず、人を使うのがガラじゃないと腐る井上だったが、それに対しての期待をかけるセリフです。

最初から人を使うのが上手い人間なんていない、マネージャーにとってこんなに勇気づけられる言葉はないでしょう。「最初から名店なんてあるはずないだろう?」という言葉が続きますが、一緒にその名店を作り上げていく、こうした危害をもって仕事に取り組みたいものです。

「男のツラは履歴書だろ?」

今まで自分が歩いてきた道から逃げても大した事ねー役者にしかなれねーって‼

後輩から逃げられて、一日無断欠勤してしまった井上。役者を目指していたころの監督の現場を見せてもらい、心が揺れていたが、シェフとの話で再び戻ってきたときのセリフ。

自分が歩いてきた道に自信と信念を持ち働き続けることで、自分の顔に現れてくるということが読み解けます。

自分で決めたことは自分で全うする。仕事においても忘れたくないセリフです。

「アタシが彼を変えてみせます。簡単にあきらめたくないんです‼」

土屋はアタシの部下です‼

たしかに彼は勤務態度に問題がありますが アタシが彼を変えてみせます。

簡単にあきらめたくないんです‼

支配人から自分の部下である土屋を退職させた方がよいと資源されるあすか。明らかに勤務態度不良の土屋であったが、あすかはそれをあきらめない。

人の上に立つと、どうしてもその人の悪いところも目立ってしまい、切り捨てたくなる気持ちも生まれてきます。

しかし、簡単にあきらめない、人材育成も根気と時間がかかるということをこのシーンからは読み解くことができます。

「ゲンコツ握ってみろよ。」

本当に全力尽くしてる奴は目ェ見りゃ分かるんだよ。

ヒデーことヤラれちまってもうだめだ、立ち上がれねーと思ったら・・・・

ゲンコツ握ってみろよ。

固いゲンコツ作れんなら それは自分を出し切っちゃいない

オメーはまだ戦えるって事なんだよ。

久しぶりの先輩香取との再会に、弱音を吐くバンビ。

一蹴し腹に強烈な一撃を食らわせる香取。

そんな弱気な後輩を育てた覚えはないといわんばかりに言葉を重ねる。

愚痴を言っても始まらない、ボロボロに失敗して立ち上がれないとき、ゲンコツを握ってみましょう。まだ自分を出し切っていない、戦えるかどうかを確認し、今一度一歩を踏み出す気力に変えましょう。

「評論とは、感覚的な感想文を書く事でも、論じるフリをした自己表現文を書きつらねる事でもない。ましてやヨイショ記事を書く事でもない。 その道の専門家が、専門知識なしには気がつかない事を、一般の人に分かり易く繙く事なんだ。」

グルメブロガー永谷を助けたバンビが、永谷の家の書斎で聞いたセリフ。

こうしたブログを書いている中でも、特に意識すべきシーンだと感じたのでピックアップしました。

「カッコつけるのやめましょうよ。」

何もせんと 奇跡が起こるのでも待つんですか?

やるだけやってジタバタしましょうよ‼

井上が、グルメブロガー永坂の意見として、伝説のサービスマン、ヤン・ダーウェイを探すことを提案されたことに納得いかず、バンビの提案を聞かない。「レストランマンのプライドはねーのかよ⁉」と怒鳴られた際に、バンビが放った言葉。

プライドは仕事をするうえで大切な信念の一つですが、時として邪魔になることがあります。何もせず奇跡が起きれば苦労はしませんが、そう簡単にはいきません。ましてやビジネスの現場ともなれば。

プライドが高く、カッコつけるだけではなく、やれるだけのことをジタバタしてから考える、そんなヤル気に満ち溢れたシーンです。

「枯れた⁉ウソだね。 アンタまだ目が生きとるやん⁉ もう一度。もう一度サービスマンとして客席に立って下さい。 伝説の続き、見せて下さい‼」

伝説のサービスマン、ヤン・ダーウェイを見つけたバンビ。そこでサービスマンをもう一度やってほしいと懇願するも、一蹴される。そんなヤンに対してバンビが放ったセリフ。

ヤル気みなぎるシーンです。期待された人に火をつける、そんなセリフ。どうしてもモチベーションというのは業績にインパクトします。そんなとき、口ではやる気がないことを言っている人も、実は目が死んでいない、そんなシーンもあると思います。

「今日、目の前にいる客を大切にできない奴が 明日の客を大切に出来るハズねーだろ?」

給仕長の井上から、屋上の客に対してまだ何かやるのか、という問いに対してのヤンさんの答え。

突然やってきた客を何とか屋上に席を作りもてなしていたところ、なんと花火のサプライズを用意していた。

このセリフからは、サービス上に限らず、すべての商売をやる人間が心得なければいけない重要な視点が盛り込まれているように思えます。

ヤマシタは営業職ですが、目の前の顧客を大切に出来ない営業が、将来で合うべく顧客を大切に出来るわけはない、と同義のセリフだと思います。

非常に現場間のあるビジネスマンにとっては、何方も刺さる名言だと思います。

「自分で考えることをやめた人間は それは調教されたブタと同じですよ。 私はブタと働くのはごめんですね。」

私はこの店に子供のお守りをやりに来たワケじゃないんですよ

頼りにされるのはありがたいですが肩が凝りますね。

皆さん自分の店なのに他力本願でケッコウですなぁ。

明日の全体会議 そりゃあ私の言う通りにすれば素晴らしい店になるでしょうが・・・・・・

それじゃあ本当に変わったとは言えないんじゃないですかね?

窮地に立たされていた横浜レガーレに舞い降りた伝説のサービスマン。わずか3日でこれまでにない活気をレガーレに持ち込んでくれたヤンさんの活躍に、既存メンバーは自分で考えることをやめてしまいました。

レストランをよりよくするための会議を欠席し、既存メンバーから「ヤンさんのいる日に開催しよう」と打診されたときにメンバーの一人が出した話です。

ビジネスの現場では、よりレベルの高い人材が物事を引っ張り、あらゆることがうまく回っていく瞬間というのが訪れます。しかし、それにほかのメンバーが頼ってしまっては、自らの成長はありませんその人がいなくなってしまったときにどうすべきか、その人がいなくても仕事が回るのか、自分はどうべきなのか、そういうことを考えるためには、調教されたブタにはならないことです。

主体性、自分で考える人材、そうした人材が今後はより求められていくのではないでしょうか。

「男が壁を打ち壊そうとしてるんだ。」

土屋との料理勝負で、激辛唐辛子を仕組まれてしまい、味覚も嗅覚もダメになってしまったバンビですが、職場の先輩あすかに止めに入られます。しかし、その声は届かず、今ではその壁を打ち壊すべく料理に真っすぐ向き合っている姿をヤンさんが声をかけたセリフです。

男たるもの、どんな厳しい状況に陥っても、その壁を打ち壊すべく必死になっている瞬間というモノはあるものです。そんなときに元気を与えてくれる名シーンの一つです。

「そうやって共鳴して高め合うのが良い店だ。」

木崎みたいな後輩がいるのは幸せな事なんだぞ。
刺激的な人材のいない職場は砂漠と同じだよ。
木崎に負けないようお前がもっと輝けばいい。そうすれば木崎も輝く。料理が、お客が輝く。そうやって共鳴して高め合うのが良い店だ。

かつて六本木バッカナーレで働いていた木崎を後輩に従えることになったバンビは、木崎の仕事ぶりに圧倒され、桑原シェフに弱音を吐きます。

そこでの桑原シェフの言葉。

有能な上司を下に従える方が、自分の成長につながる。刺激的な人材のいない職場は砂漠と同じ、とはすばらしい例えだと唸りましたが、やはりこの考え方は間違っていないようですね。

「伴さんはレガーレの生え抜きでしょう?」

伴さんはレガーレの生え抜きでしょう?
そのアンタが店に入ったばかりの俺とシェフを一緒にやって現場の士気が上がりますか?
そんなんじゃあ何も実らない。
伴さんがやるしかないんですよ。
暴れたいように暴れて下さい。俺はそれを全力で助けるから。

桑原シェフが過労で倒れてしまい、シェフをバンビに託すという手紙を残してくれていた。
その日からバンビがシェフとしてキッチンをまとめ始めるが、そのプレッシャーに押しつぶされそうになる。

そんな時に、かつて六本木バッカナーレで働いていた木崎に助けを求め「一緒に二人でシェフをやってほしい」と伝えたときに返されたセリフ。

チャンスがあったら逃さない。任されたということはその期待を背負っているということ。助けてくれる仲間を信じて、そのチャレンジに飛び込むことが大事だと年上の部下が教えてくれます。

ビジネスシーンでもよくある、大役を任されてビビってしまうシーンに思い出したいシーンの一つです。

「どんな事をしても勝とうという気迫ですよ。」

私にあってアナタ達にないものは何か、分かりますか?
どんな事をしても勝とうという気迫ですよ。腹がくくれてない青臭い小僧っ子のままじゃあ、私達に勝つなんて一生無理だ。

ライバル店「エゴイスタ」から、六本木「バッカナーレ」の権利書を立てどって脅しされたバンビ達。エゴイスタに乗り込みますが、抑え込まれ、エゴイスタのオーナー、キムのセリフ。

悪役として決して共感できることはないのですが、このセリフ単体で考えたときには、ビジネスの現場で必要なスタンスとして共感できる部分が多くあります。

ビジネスは結果がすべて。プロセスも当然重要な指標ではありますが、評価されるのは結果です。頑張ったね、といって評価されるのは学生までです。その甘えを許さない、という考え方においては、このセリフは決して忘れてはいけない考え方を示唆してくれます。

「繋ぐって意味だよ。」

「リストランテ・レガーレ」。「レガーレ」ってイタリア語で何て意味か知ってるか?
繋ぐって意味だよ。

横浜「リストランテ・レガーレ」と、ライバル店「エゴイスタ」の船上料理対決でのラストシーン。窮地に立たされたヤンさんが、最後に仲間を信じて叫ぶセリフです。
良いチームとはこういうものだな、と思いながら、「仲間を信じる」ということの大切さを教えてくれます


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バンビーノセコンド 名言まとめ

いかがでしたでしょうか。完全主観の漫画 バンビーノの名言・名シーンランキング。明日から元気が出るシーンばかりでしたね。実際のビジネスの現場でもマンガを読んで鼓舞される方は多いと思います。完結した物語ですが、是非ご一読ください。

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