世界一やさしい株の教科書は株初心者にオススメで再入門にも最適
多くのビジネスマンの中には、自ら株式投資を行っている方も多いと思います。多くの方の中には、
- 『儲かっている会社を選べば株はあがる』
- 『株は安いときに買って高いときに売るものだ』
この二つの常識をお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、本書を読むとこれらの常識は間違いだったということに気づかされます。
「世界一やさしい株の教科書」は、
- 投資に興味はあるが何から手を付ければよいかわからない
- 株式投資を始めてみたものの思ったように結果が出ない
- ある程度独学でやってみたけれど改めて理論を学びたい
- 再入門のための本を探している
こうした方々にオススメの一冊となっています。イラストなどで分かり易く、平易な日本語で専門用語も説明してくれているので、大変読みやすい本です。
株で一番重要なことは銘柄選びではなく「いつ買って、いつ売るか」
「世界一やさしい株の教科書」では株式投資における基本戦略として「75日移動平均線」を用いた戦略を紹介しています。
すぐ買える銘柄を選び出す方法として、「75日移動平均線が上向いているものだけを選ぶ」といった基本的な戦略に始まり、ゴールデンクロス、デッドクロスの本当の活用法、また、実際の楽天証券の注文ツールでの「逆指値」を使った取引方法などが説明されています。
本書の目標はシンプルです
「初心者が投資の計画から実行まで、ひとりでできるようになる」
これだけです。
世界一やさしい 株の教科書 1年生
まさしくこの初心者に向けた目標のために、余計なことは書かず、適切に必要な情報量を必要な表現で記載してあります。
これをマスターするために必要な知識はこの一冊にまとめられています。
著者:ジョン・シュウギョウ氏
TBLアドバイザリーCEO、TBL投資アカデミー日本代表、TBLアカデミーマレーシア代表
経営学修士(MBA)、経営コンサルタント、コーチ
1971年韓国生まれ。
韓国の軍隊服務時に独学で習得した日本語で、1997年留学生として来日。
3年で大学の単位をすべて取得し、飛び級で卒業。
経営学修士(MBA)取得後は、PwC、KPMGなど会計法人のコンサルティング部門で経営コンサルタントとして活躍。
投資の世界に目覚めてからわずか3年で海外移住まで実現。
シンプルで分かりやすい投資技術が幅広い層に支持され、TBLアドバイザリーを設立、個人投資家の指導に注力している。会社在籍時、自ら編み出した「1日5分以内で完了する投資法」を、面白おかしくユーモアを交えながら初心者にも分かりやすく伝える講義スタイルは、どこへ行っても好感度ナンバーワンセミナーになり、初心者のみならず経験者からも絶大なる支持を得ている。
3ヶ国語を自由自在に操る語学力を生かし、海外でもセミナーを開き、現在は東京、マレーシア、ベトナムなどにもアカデミーを開設、全世界の投資家を指導している。投資の世界というイメージとは違う、爆笑が耐えない授業は必見。
飛行機の中でも一睡もせず、セミナー直前までセミナー資料を見直す慎重派でありながら、得意の語学能力とコミュニケーション能力をいかし、3カ国語でエグゼクティブコーチング、投資教育、業務改革コンサルティング、プレゼンテーションの指導を行うなど幅広い活動家でもある。
株式投資の入門書を執筆している、ジョン・シュウギョウ氏。非常にシンプルかつ分かり易い投資技術を、始めて株に触れるような初心者でも分かり易くまとめているため、大変読みやすい一冊に仕上がっています。
世界一やさしい 株の教科書:目次
- 0時限目 そもそも株式ってなに?
- 「株」のことをちゃんと知りましょう
- 「株式投資」のことをちゃんと知りましょう
- 誰が株価を決めるの? 株はどこで買うの?
- 1時限目 すべての投資の考え方
- なぜ8割の投資家は損をするのか?
- 個人投資家が持っている「常識」という誤り
- 投資で利益を得るための3つのポイント
- ❶何を、❷いつ買って、❸いつ売るか、どの順番で考えるかがポイント
- 利益と損失はセットで覚える
- 2時限目 タイミングを見極めるための テクニカル分析入門
- テクニカル分析をマスターしても怠るな!
- チャートを読もう
- 教科書に載せるべきローソク足
- 移動平均線の意味と正しい使い方
- 投資の4原則を理解する
- すぐ買える銘柄を選び出す方法
- いくらで買うかを計算する方法
- いつ、いくらで売るか
- 3時限目 「すぐ買う」「すぐ売る」を実践する
- 画面の指示にしたがって株を買ってみよう
- ロスカットと利益確定の設定をしてみよう
- 売ったあとの行動、これが大事
- 4時限目 「買い」を極めれば、チャンスが最大化する
- グランビルの法則
- 株価の位置によって投資戦略を変える
- 1回目の買いを極める
- 2回目以降の買いを極める
- 5時限目 「売り」を極めれば、チャンスが最大化する
- テクニカル指標を使いこなす
- MACD〜天井に近いところで利益確定できる指標〜
- ボリンジャーバンドはここだけマスターする
- 6時限目 いい銘柄を絞り込むテクニック ファンダメンタル分析
- ファンダメンタル分析とテクニカル分析はどちらか1つで大丈夫?
- あなたが買うべき銘柄を絞り込む
- 条件を満たす指標たち
- ファンダメンタル情報の集め方と分析のしかた
- 7時限目 銘柄はどこで仕入れて、どう管理するのか
- 株の投資力の鍛え方
- 銘柄の仕入れ先
- 仕入れた銘柄は手のひらに書く? ポートフォリオの作成と管理
チャート図や、楽天証券の購入画面などが即実践を後押し!
さらに、楽天証券の取引画面のスクリーンショットで、実際に株を購入する方法や、逆指値設定の方法に至るまで細かく記載されており、商圏久尾座を開設してすぐに取引が始められるような実践的な内容にまとまっています。
世界一やさしい株の教科書:まとめ
株を始めてみたいけど、何から始めたらよいかわからない。
こうした声は、多くのビジネスマンの中でも聞かれる言葉です。そんな人たちに、実際に行動に移してもらえるような知識を伝授してくれる一冊。株初心者にもオススメの一冊です。