【画像ネタバレあり】ビジネスマンがシビれる『キングダム』名言・名シーンまとめ
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目次
  1. 「キングダム」とは
  2. 何が書いてある記事か
  3. ビジネスマンがシビれる『キングダム』名言・名シーンまとめ
  4. キングダム 名言・名シーン まとめ

「キングダム」とは

もはや言わずもがな、青年漫画の金字塔であり、多くのビジネスマンにもファンがいる大作。中国は春秋戦国時代、いずれ秦の始皇帝となる、贏政(えいせい)が、中華統一を目指し、奮闘する物語。

著者は原泰久さん。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2006年9号より連載中。第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作とのこと。(Wikipedia)

今回は、そんなキングダムをビジネスマンが読んで、実際のビジネスシーンでも生きるような心震える名言・名シーンランキングをお届けします。

何が書いてある記事か

ビジネスマンが読んで震えた名言・名シーン

ヤマシタは営業マンであり、ビジネスシーンの最前線で日々ストレスフルな仕事をしている身にあります。そんな日々の仕事の中で、つらいことや苦しい場面に陥った時に、思い出される名言や名シーンを集めました。完全主観のランキングになっていますので、そこはご了承ください。

ビジネスの現場で思い出せる名言・名シーン

実際のビジネスシーンにおいて、どういった視点でこの名シーンが生きていたのか、という観点でランキングはチョイスしています。具体的なビジネスシーンとの重ね合わせも考察していますので是非参考にしてみてください。


ビジネスマンがシビれる『キングダム』名言・名シーンまとめ

王騎の名言「将軍の見る景色です」(16巻)

将軍の見る景色を見ている信

出典:キングダム(原泰久)16巻

瀕死の王騎が信を馬に乗せて伝えた言葉。将軍の視点で物事を見るといろいろなものが見えるといった文脈で語られていますが、立場が人を変える、成長させる、というものはビジネスシーンにおいても多々感じられると思います。

一つ上のレイヤーで物事を考えよ、とよく言われますが、キングダムにおけるこの名シーンでも将軍の見る景色を見た信は、ここからさらに成長を遂げていきます。

様々な死地を超えていく中で、この経験が大きく活きるのですが、上のレイヤーで物事を見る、といった一見使い古された言葉も、自分の成長のためには有意義な示唆を含んでいる名言です。

王騎の名言「この死地に力ずくで活路をこじあけます 皆の背には常にこの王騎がついてますよ」(16巻)

王騎の名言

出典:キングダム(原泰久)16巻

この声を聴く王騎軍の兵士に言い渡します

敵の数はおよそ十倍 ならば一人十殺を義務づけます

敵十人を討つまで 倒れることを許しません

皆 ただの獣と化して戦いなさい

いいですか ここからが王騎軍の真骨頂です

この死地に力ずくで活路をこじあけます 皆の背には常にこの王騎がついてますよ

出典:キングダム(原泰久)16巻

キングダムにおいて第16巻はファンの中でも印象深い巻だったことでしょう。李牧率いる趙軍に追い詰められた王騎が自らの軍に対して放つ名シーンでの檄。

ここで注目すべきは、檄の勢いもさることながら、具体的な戦略に落とし込んで伝えていることです。十倍の敵に対抗するには一人十人を倒せばよい、一見無謀そうに見える話かもしれませんが、数字に落とし込まれれば今目の前の何をやるべきかが見えてきます。

マネジメントにも通じる部分もあり、単純に頑張れ、では人は動かず、どのようにどれぐらい何をすればよいか、といったところにまで落とし込んだ伝え方をすることでようやく人は動き出す。それを見事に体現している名シーンです。

河了貂の名言「”弱さ”があるから 本当の”強さ”を知れるんだ」(47巻)

キングダム河了貂の名言

出典:キングダム(原泰久)47巻

初陣の仁が落ち込んでいるところに、河了貂がかけた言葉。悩む部下を励ます名シーンです。

初めてのことで失敗することは多々あると思いますが、その実力の無さを認めて、前を向くという姿勢を感じることができます。

優しいことを悩むビジネスマンも多くいる中(ヤマシタもその一人)で、やさしさと弱さは、これから強くなっていく証だと河了貂も言ってくれています。深い名言ですね。

信の名言「相手が千人将だろうが将軍だろうが王様だろうが関係ねェ‼それがこれまでもこれからもずっと変わることのねェ俺の戦り方だ‼」(18巻)

飛信隊信の名言

出典:キングダム(原泰久)18巻

降伏した相手に蛮行を働く千人将に対し、当時三百人将であった信が斬りかかり、飛信隊に対してかけた言葉。信の考え方の本質がよくわかる名シーン。

懲罰が怖くて何もできない、という人が多い中で、自らの信念に従って純粋に起こした行動です。

自分のやり方、信念を貫く、ということはサラリーマンにとっては、とても難しいこととも言えます。上意下達の組織に生きるビジネスマンにとっては耳が痛いと重み明日が、本当に正しいと思えることを貫くことも重要であること、またそれが人を動かすことを物語っています。

呂不韋の名言「世に言う「正義」とはその人柄に宿るのではなく勝った者に宿るのだ」(35巻)

呂不韋が信に放つ名言シーン

出典:キングダム(原泰久)35巻

結果がすべて、といってしまえば聞こえは悪いかもしれませんが、ビジネスの世界においても全くその通りである、と通じる言葉であり、名言。信の言う、正義がない、という言葉に対して放った呂不韋の言葉には重みがあります。

実際にはこの後呂不韋と政の対決は政が勝利するのですが、これもまた、「正義が勝った者に宿る」ということを直接的に表現しているといえるでしょう。

政の名言「最後まで戦うぞ 秦の子らよ我らの国を 絶対に守り切るぞ‼」(31巻)

政が檄を飛ばすシーン

出典:キングダム(原泰久)31巻

合従軍のとの死闘の最中、最後の激戦地となった、「」での戦いには、大王自らも戦地に入り、民衆を鼓舞して戦うという名シーンがあります。

今ある地位や名誉を簡単には手放せないのは誰しも同じ。ネガティブにとらえるのではなく、それを一生懸命になって苦難を迎え撃とうとする人を鼓舞する上で、このようなシーンは胸を熱くします。政の檄に涙する ビジネスマンも多いことでしょう。

信の名言「ちなみに俺は百を見せてやる!」(32巻)

キングダムのワンシーン

出典:キングダム(原泰久)32巻

はっきり言って民兵たちは十もってるうちの二十を出し切った

だったら俺たちは十持ってるうちの三十を出す

ちなみに俺は百を見せてやる!

出典:キングダム(原泰久)32巻

信は飛信隊の隊長として、自ら先導を切り、部隊を鼓舞するタイプの将です。民衆がここまで頑張っているのに、武将としてこんなものでいいのか、そんな気概が見て取れます。

他も頑張ってるんだから俺たちもやろうぜ、というメッセージは組織の中で働くビジネスマンであればやる気を奮い立たせる名言・名シーンでもあるでしょう。



信の名言「そして俺はその金剛の剣だ」(27巻)

信の名言「金剛の剣だ」

出典:キングダム(原泰久)27巻

境があるから内と外ができ敵ができる

国境があるから国々ができ戦いつづける

だからあいつは 国を一つにまとめるんだ

そして俺は その金剛の剣だ

出典:キングダム(原泰久)27巻

リーダーのやろうとしていることに共感し、それを遂行するために自らの力を振るう。会社におけるミッションに対して、まっすぐに自分のやるべきことを遂行できる人は、こうしたセリフにも共感できることでしょう。

自分は彼の考えに共感して戦っているのだ、そうした自覚はモチベーションに代わり、最終的な成果にも紐づいてくるものです。

信の名言「豆つぶには豆つぶなりの強さがある」(12巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)12巻

豆つぶには豆つぶなりの強さがある

すき間を抜く身軽さがあり 結集すれば決して砕けねェ石にもなる!

小隊の利を活かして戦うならば

二万の将を討つことも不可能じゃねェ

出典:キングダム(原泰久)12巻

初めて王騎から「飛信隊」の名前を授ける名シーンで信が放った言葉。二万もの軍勢に百人で立ち向かい武将の首を取ってこいという無茶ぶりに対して、自分たちの長所を的確に理解し、作戦を遂行しようとする信。

組織が小さいから、といって悲観することはありません。自分は〇〇なタイプだから、と卑屈になることもありません。信が言うように、豆つぶには豆つぶなりの強さ、戦い方があるのです。そして、それを最大限に生かすことで、大きな相手を打ち負かすこともできる、番狂わせ、ジャイアントキリングといった言葉の前提には、こうした考え方のリーダーがあることが伺えます。

信の名言「戦は”数”じゃねェ ”人”だ」(9巻)

戦は数じゃなく人である

出典:キングダム(原泰久)9巻

呂不韋との対決の際、政側の軍議において、壁が「万の軍勢に10人で立ち向かうようなものだ」というセリフに対して放った言葉。昌文君もその本質に気づいた信を褒めていますが、何かを成し遂げるために、人材の数、というモノは確かに有利に運ぶ上では必要な要素です。しかしそれだけですべて成功するとはいいがたく、人材の質、という点もとても重要であると示唆している名言です。

漂の名言「友と二人 身の程をわきまえぬ大望があります」(1巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)1巻

まさかこれほどの大任をお受けできるとは夢にも思いませんでした!

史に名を遺す 天下の大将軍

友と二人 身の程をわきまえぬ大望があります

もとより すべてを懸ける覚悟です

出典:キングダム(原泰久)1巻

記念すべき第一巻、信の親友 漂が死ぬ前に大王に話したこの会話からは、夢に向かって純真に真っすぐである漂の姿勢が見て取れます。

自分で掲げた夢や野望に対して真っすぐ、最短距離を行く、そのためにはリスクもいとわないといった気概が見受けられます。

実際のビジネスシーンにおいても、失敗したらやばい、というような重要なシーンがいくつも訪れます。そしてその中で成功をつかんだ人がのし上がっていくというのは誰もが共感できることだと思います。そんなときに、心おれずに進んでいくためには、こういった自らの強い信念を持つことが重要なのかもしれません。

李斯の名言「”法”とは願い!国家がその国民に望む人間の在り方の理想を形にしたものだ!」(46巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)46巻

“法の番人”李斯が昌文君に獄中で「法とは何か」を問うた時の言葉。ヤマシタは法律のことは全く無頓着ですが、ここにある李斯の言葉はとてつもない共感を呼び起こしました。

ビジネスにおいての法とは、当然商法や民放といった実際の法律もありますが、社内でも数多くの”ルール”といったものがあると思います。またそのルールを作る側の方も多くいらっしゃることでしょう。

では、そのルールはどういった基準で作るべきものなのか。ここにその答えの片鱗があるような気がします。メンバーにどうあってほしいのか、どこに向かってほしいのか、そういった視点で作られたルールでなければ、ただ単に縛るだけのルールにしかならず、誰も従いたくはないでしょう。

管理職のビジネスマンにとって、今一度自らを省みる名言です。

信の名言「苦しいんなら 俺の背を見て戦え 俺の背だけを見て 追いかけて来い‼ 続け飛信隊っ‼」(43巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)43巻

昔 王騎ってすげェ人がいた

その人が先頭を走るとき後ろの兵は鬼神と化しいつもの十倍強くなった

そういう”力”が 大将軍にはありやがる

それを今からてめェに見せてやる

ヤロォ共 へばってんじゃねェぞ

苦しいんなら 俺の背を見て戦え 俺の背だけを見て 追いかけて来い‼ 続け飛信隊っ‼

出典:キングダム(原泰久)43巻

檄を飛ばすシーンは多々あるキングダムですが、その中でも随一の名シーン。自らが先頭に立ち、背中を見せて戦う。それを見た兵たちの士気もあがり、さらに力を増していくということを体現している名シーンです。

上司の頑張りは、部下を動かします。自分が体を張って頑張っているシーンでは、後ろからついてくるメンバーを鬼神のごとく行動させることも可能です。

マネジメントを生業をしている方にとっては、これほどに参考になるプレイングマネージャーはいないでしょう。

明日の活力に変えていくために、この名シーンを読んで明日の仕事を頑張りましょう。

渕の名言「為し遂げぬわけにはいかぬじゃないですか‼」(42巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)42巻

激流の川を渡り路を作る、という無謀な作戦の大役を任された、副長渕(えん)が、本当に適任なのかという議論の際、河了貂「この渡河には”武力”も”知力”も必要ない 必要なのは”別のもの”だ

そして それは誰よりも渕さんが強く持ち合わせているものだ」

それは何か

「”責任感”だ」と信と河了貂。

その言葉を糧に見事無手であった渡河を成し遂げる渕副長。誰しもがあきらめムードの中で、その責任感から成果を残すことに成功する名シーンです。

ビジネスシーンでも多く見られる、責任感という言葉。そしてそれを上長に認められているが故の責任ある仕事。こうしたセリフをきちんとかけ、その期待を寄せられた部下はきっちりと役割を果たしてくれます。

こんな上司に言われてしまったらやらないわけにはいかないな、と思える、素敵なチームワークですね。

政の名言「人の持つ本質は 光だ」(39巻)

キングダム名言「光だ」

出典:キングダム(原泰久)39巻

呂不韋と政の最後の対決にふさわしい、お互いの”天下”に対する考え方のぶつかり合い。人の我欲をコントロールすることで天下を収める、という呂不韋に対して言い放ったこの言葉は、人とは何たるか、を本質的に言い表した言葉です。

政の過去はそれはそれはひどいもので、人とは闇でしかなかったのですが、紫夏という恩人との出会いが政の心に光をもたらします。

ここでは、性善説と性悪説という考え方の違いが見て取れますが、ビジネスにおいて、特に社内の人間とのコミュニケーションの際には性善説であることのほうが、スムーズなコミュニケーションを生み出すことができると考えています。

人は本来善きものである、という考えに沿ったコミュニケーションをとることで、お互いの考えがわかりやすくなり、相手へ言葉も届けやすくなります。人の本質は本来光であることを念頭に置きながら、上司部下ともにコミュニケーションを取っていくことで、よりよいビジネスライフを送ることができるでしょう。

信の名言「俺たちはみんな てめェの足で立って戦ったんだ」(22巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)22巻

廉頗軍四天王 輪虎との最後の戦いでの掛け合い。天のめぐり合わせでのし上がってきたという輪虎に対して、信は言い放ちます。

天とか何とかうわついたもんは考えねェ

俺は関わった奴らの思いを背負って前に進むだけだ

自分のこの足で

出典:キングダム(原泰久)22巻

それに対し輪虎も

君の言う通り 出会いは運命で そこから先は自分次第さ

ただし天の起こす奇跡も必ずあるけどね…

出典:キングダム(原泰久)22巻

いまある自分が偶然のものという考え方も当然ありますが、二人とも、そこから先の自分の力で成り上がる、という考え方は変わりません。今置かれ現状を悲観していても何も変わらない。自分で未来は切り開いていくものだ、という心を鼓舞してくれる名シーン。

蒙恬の名言「悪いが宜しく頼むよ みんな」(20巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)20巻

楽華隊!

この隊の長所は

気高く冷静な戦い方と

血みどろの泥臭い戦い方両方ができることだ

そして今日は 後者だ

知ってのとおり こういう乗りは好きじゃないが

やっぱり 俺たちにしかできないことが 今 目の前にある

今日はひどい”死闘”になるぞ

悪いが宜しく頼むよ みんな

出典:キングダム(原泰久)20巻

普段から部下にとても慕われている蒙恬は、それほど檄を飛ばすこともありません。しかしここぞ、という場面において部下の力を借りるうえで上記のようなセリフを出す名シーン。

最前線でついてこい!と檄を飛ばすリーダーもいれば、蒙恬のように部下の力を貸してほしい、とお願いするタイプのリーダーもいます。どちらにも長所があり、タイプが違う中、こうしたさわやかなシーンで、ますます蒙恬ファンに拍車がかかってしまいますね笑

信の名言「ケンカってのは最後に立ってた奴の勝ちだ」(19巻)

キングダム

出典:キングダム(原泰久)19巻

蒙驁が歩兵に変装し信と野営地で話し込む名シーン。廉頗に一度も勝ったことない蒙驁が悩んでいるところに信が一蹴してはなった言葉。

最後に勝てばいい、このセリフはどんな失敗をこれまでしてきたとしても、最終的に成功を収めればOKという意味が込められています。

あとには「失敗が怖ェから後ずさりする奴は 最初から家で閉じ籠もってりゃいいんだ」とあるように、何事も失敗を恐れずチャレンジすることこそ価値がある、という示唆を与えてくれます。

王賁の名言「大いなる勝利を手にし続けねば…中華に名を刻む大将軍には決して届かぬ」(37巻)

中華に名を刻む大将軍

出典:キングダム(原泰久)37巻

魏軍の大将軍にして、魏火龍七師の一人紫伯と対峙した際の王賁のセリフ。玉砕覚悟ではなく、ボロボロになりながらも紫伯を必ず討つ、という気迫の中、「大いなる勝利を手にし続けねば」という言葉からも、難しいことにチャレンジをした勝利でなければだめだということが書かれています。

天下の大将軍になるべく、奮闘している中ですが、自らの目的に向かって必要な行動を起こしていることがわかりやすく書かれています。

ビジネスシーンにおいても、これは無理だ、、とあきらめてしまうことは簡単ですが、それを乗り越えていかなければ大成はあり得ません。大いなる勝利を手に入れ続けること、これを成すことは相当に大変なことではありますが、チャレンジしている人を応援してくれるような名言でした。



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キングダム 名言・名シーン まとめ

いかがでしたでしょうか。完全主観のキングダム名言・名シーンランキング。明日から元気が出る名言やシーンばかりでしたね。

実際のビジネスの現場でもマンガを読んで鼓舞される方は多いと思います。中華統一という夢に向かって奮闘する政と信の物語に今後も目が離せません!

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